パイプカット手術における注意点について

コンドームやピルなどの避妊具や避妊薬を使用しなくても100%の確率で確実に避妊することが出来る、パートナーの女性を妊娠させてしまうかもしれないという不安感が解消される、生の感覚を楽しめるなどパイプカット手術には様々なメリットがあります。
パイプカット手術を行っても、性欲や精力が減退することはありませんし、男性ホルモンの分泌が減ったりなどの心配もありません。
しかし、注意しなければならないこともたくさんあります。
既に子供がいてこれから子作りをする予定が無い、妻やパートナーの女性から同意がもらえるということが絶対条件になり、一度パイプカット手術を行ったら二度と元に戻すことが出来ないということをきちんと理解しておかなければなりません。
パイプカット手術を受ける場合は、メリットだけではなくデメリットや注意点についても知っておく必要がありますし、それなりの覚悟が必要です。まずは、パートナーの女性と話し合うということから始めましょう。

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パイプカット手術の術後の過ごし方

パイプカット手術を行った直後は患部がデリケートな状態になっていますので、術後の過ごし方には十分な配慮が必要です。
術後の過ごし方として意識すべきこととしては、重労働の仕事やハードなトレーニングやスポーツや体を動かすアクティビティは術後1週間はお休みする、術後1週間は患部に大きな刺激や負担がかかるバイクや自転車には乗らないようにする、入浴時に湯船に浸かるのは抜糸を終えてからにしてそれまではシャワーだけにする、術後3日程度は禁酒をして3日が経過した後も1週間程度はアルコールの摂取は控えめにする、術後1週間は性行為をしないなどがあります。
入浴時にシャワーを浴びるのはOKですが、患部を濡らさないように注意しましょう。
手術を終えてから抜糸をするまでは基本的にはクリニックに通院する必要がありませんが、腫れや出血や違和感や痛みなどの気になる症状がある場合は我慢せずに早めにクリニックへ行きドクターに相談すべきです。

まとめ

メリットが多いパイプカット手術ですが、デメリットや注意すべきことがあるということも事前にきちんと理解しておく必要があります。
豊富な知識と経験と実績を持つ腕が確かなドクターに依頼する、結果や効果だけではなく安全性にもとことんこだわっているクリニックを選ぶ、手術を行ってから1週間程度は患部を保護しながら安静に過ごす、患部に異常が発生したら速やかにクリニックを受診してドクターに相談するなどを心がけましょう。

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