パイプカット手術を行いたいと考えているのであれば、流れを知っておくと良いでしょう。手術を行うまでにはカウンセリングや事前診察が必要となりますし、術後には精液検査が必要です。事前診察を受けないと手術を行うことができませんし、術後の検査がないと避妊に失敗してしまう可能性があります。また、どのような流れで実施するのか知らないと、思ったより手間や時間がかかると思ってしまうかもしれないです。手術の前後にもしなければならないことがあると理解し、正しい知識を持った上でパイプカットの手術が受けられる状態にしておきましょう。

まずはカウンセリングや事前診察が必要

パイプカットの手術を受けたいと思っても、いきなり病院に行ってパイプカットの手術を行ってもらうことはできません。きちんと事前にカウンセリングや診察を受け、日程を決めてから手術を行うことになります。病院によって詳細な流れは違っていますが、まずは電話やWEBにて無料相談を行うことができる場合もあることを知っておきましょう。電話やWEBで相談を行うことができなくても、手術を行っている病院に行けばカウンセリングを受けることができます。パイプカット手術のメリットだけではなく、デメリットやリスクについても説明が行われ、患者は本当に手術を受けるかどうか決めることが可能です。
現在治療中の病気や服用中の薬などを考慮した上でパイプカットができるかということも判断されるので、何か病気を患っていたり薬を服用していたりする場合は手術が難しいケースもあると知っておきましょう。カウンセリングや事前診察によってパイプカットの実施が決定されたのであれば、手術の同意書などを記入し費用の支払いを行うことがほとんどです。そして、手術を行う日にちを決定するところまでが、初回のカウンセリングや診察で行われます。

ポイント バインダー

手術は1日で終了する

手術日には簡単に手術を行う上での注意点や確認しておくべき事項が説明され、その後すぐに施術が行われることになります。施術時間は病院によって異なりますが、基本的にパイプカットは左右あわせて30分ほどで行うことが可能です。まずは陰嚢の両脇に局所麻酔が行われます。使用される麻酔は病院によって異なるので、事前にどのような種類のものが用いられるのかしっかりと確認しておくと良いです。麻酔が効いてきたら切開が行われ、精管という精子を運ぶ管に対して精子が通れないように処置を行います。結紮(けっさつ)と呼ばれる処置が行われ、精管をしばることで精子が通ることができない状態になるというわけです。しっかりと結紮が行われた後は、傷口を縫合して手術が終了します。手術の際に縫合を行うと抜糸が必要だと思っている人が多いですが、近頃はパイプカット手術に溶ける糸を用いているクリニックが非常に多いです。縫合の際に溶ける糸を使用しているので、抜糸のために病院に行く必要はないと言えます。手術当日はこのような流れで施術が進み、入院などは必要なく手術が終わった後は自宅に帰ることができるでしょう。事前の診察や手術後の時間を含めても、それほど長い時間は必要でないと言えます。

術後は精液検査を受ける必要がある

手術が終わってしまえば病院に行く必要がないと思っている人もいますが、術後には精液検査を受ける必要があります。パイプカットを行ったとしても、すぐに精子が出なくなるわけではないので、避妊せずに性行為を行うと相手を妊娠させる恐れがあることを知っておきましょう。精子が出ない状態になっているかどうか判断するためにも、数か月後に精液検査を実施しなければなりません。
病院によって検査を行う時期は異なっているのですが、15回から20回ほど射精を行ってから、6週間から8週間ほど経過してから実施する病院が多いです。クリニックでマスターベーションを行って精子を採取するケースもありますが、近頃は滅菌容器が渡されて自宅で採取したものを提出できるケースも増えています。無事、精子がいないことが確認された場合は避妊なしで性行為を行うことができるようになりますが、まだ精子が存在していた場合は再び検査を実施しなければなりません。その場合は医師の指示を受け、指定された頃に精液を検査してもらう必要があります。手術の成功を確かめるためにも、確実な避妊を行うためにも、術後に行われる検査は非常に重要だと言えるでしょう。

まとめ

パイプカットを行いたいと考えるのであれば、カウンセリングから術後までの流れを理解しておくことが大切だと言えます。どのような手順で手術が行われるのかということを知っていても、事前にカウンセリングや診察、術後に検査が必要なことを知らない人は多いです。流れを知っていなければ希望していたタイミングに手術を行ってもらうことができないなどの問題に繋がる可能性があるので、パイプカットを受ける前には流れについて正確に把握しておくべきだと言えます。大まかな流れは多くのクリニックで同じですが、詳細な内容を知りたい場合は利用する予定の病院のホームページなどを確認しておくことが大切です。

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